肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
痛いラインは使わなければ痛くない
乱暴なことを言うなあと思われる方もあると思うが
これは
立ち上がれない人に立たなければいいと言っているのではない。
無理な使い方でなく、自然に動くように視点を変えればいい。
重大な怪我をした直後でなく、普段の生活や運動をする時
体を使う時に痛いと思う時は
自然ではない無理な使い方をしている。
痛まない使い方があると私は持っている。
後手にすると肩が詰まる、腕が痛い2は
できても、痛みがあると言う方。
後手ではなく、腕を横にして
肩甲骨から肘を引き離し体幹からつながる腕
をしてもらった。
上の画像:脇が詰まってしまい、行ける気がしないと言われる。
下の画像:一緒に考えて、アドバイス後の状態。
「全然痛くない!やっとつながりが来ました!」
原因はこれ。
手で示しているところが固まっている。
股関節は内を向き、脇も内に入っているのを
腕で後ろに向けようとしているから、途中で捻じれて固まる。
じゃあ、腕は使わなければいいのじゃない?
ということで
腕は置いたまま、背骨に近いところから順に脇を後ろに向けて
肩甲骨が明確になったところで背骨につなげてみると
腕のいらない力は抜けて
つながりができている。
私も傷めることがある。
そんな時は痛くなく使えるラインを探す。
「背骨を伸ばす」がみそになる。
痛いところがあるのは、そこに負担がかかっていると言うことだ。
痛くなく使うには、その痛いところからいったん離れて考えることが
ヒントになる。
痛くないように使っていると
もともと痛かったところは休めている。
随分後になって気付けば、痛いように使うことの方が難しくなっていたりする。