痛いラインは使わなければ痛くない

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

痛いラインは使わなければ痛くない

乱暴なことを言うなあと思われる方もあると思うが
これは
立ち上がれない人に立たなければいいと言っているのではない。
無理な使い方でなく、自然に動くように視点を変えればいい。

重大な怪我をした直後でなく、普段の生活や運動をする時
体を使う時に痛いと思う時は
自然ではない無理な使い方をしている。
痛まない使い方があると私は持っている。

無理のある使い方
自然な使い方
後手にすると肩が詰まる、腕が痛い2
できても、痛みがあると言う方。
後手ではなく、腕を横にして
肩甲骨から肘を引き離し体幹からつながる腕
をしてもらった。

上の画像:脇が詰まってしまい、行ける気がしないと言われる。
下の画像:一緒に考えて、アドバイス後の状態。
      「全然痛くない!やっとつながりが来ました!」

無理のある場所
原因はこれ。
手で示しているところが固まっている。
股関節は内を向き、脇も内に入っているのを
腕で後ろに向けようとしているから、途中で捻じれて固まる。
じゃあ、腕は使わなければいいのじゃない?
ということで
腕は置いたまま、背骨に近いところから順に脇を後ろに向けて
肩甲骨が明確になったところで背骨につなげてみると
腕のいらない力は抜けて
つながりができている。

私も傷めることがある。
そんな時は痛くなく使えるラインを探す。
「背骨を伸ばす」がみそになる。
痛いところがあるのは、そこに負担がかかっていると言うことだ。
痛くなく使うには、その痛いところからいったん離れて考えることが
ヒントになる。

痛くないように使っていると
もともと痛かったところは休めている。
随分後になって気付けば、痛いように使うことの方が難しくなっていたりする。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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