股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
坐骨歩きーゴリゴリ音が鳴りますへの質問
昨日のコラム坐骨歩きーゴリゴリ音が鳴ります
について、問合せで質問される人がありましたので
ここで書かせて頂くことによって、お返事に代えさせて頂きます。
多くの未知の方に詳細なご自分の状態を書かれた問い合わせを頂きます。
さんざん辛い思いをされて、勇気を出して私のところへ問い合わせて下さるお気持ちは
とても良くわかりますので
出来る限りはお返事させて頂いていますが
実際にお会いして拝見したことのない方にこちらの判断だけで
メールでご説明できるようなことではないことが殆どなので
それをわかって頂き、気持ちを楽にして頂くために何日も考えることもあります。
実際にお会いしてみなければ、確かなことは言えないのです。
全てのご質問にお応えは難しいので、ご理解いただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
さてご質問はコラムに書かれていたようにやってみると
確かにタオルの後ろ側が開いて、坐骨歩きができたけれど
なぜそうなるのかわかりません、というもの。
あえて書かなかったのは、皆さんにもご自分で考えてみてほしかったからです。
このところ、私がコラムに書いていることは
中心に集めたものを自分の体幹でコントロールしてつなげ
開脚であったり、前屈であったり、あらゆる動きに展開すること。
タオルが中心に寄るのは、痛くない開脚への股関節のプロセスを覚える
で説明していることができ、
体幹の中心に寄せられたものを脚の進む方向に持って行けたと言うことです。
骨盤の中に脚を納め楽な体育座りから前屈(W.Sで)
の、動画でなく、その下の写真を見てください。
体育座りをしたときには、股関節を引き込んで座れると
矢印はこの写真のようになります。
また坐骨の意識はどんな感じ?の写真は
開脚のとき。
矢印は中心の集められて脚の方向に流れがあります。
最近の動画で言えば、体勢は違っても体幹の推進力を使って開脚前屈の感覚を覚える
と同じです。
坐骨歩きの時は骨盤幅から脚を開かずに出していますが
脚をまっすぐ閉じても、股関節の動きは中心に寄せたところから前後にも張りがある状態で
脚に流れを送り出しているので、タオルは中心に集められた印として
前側は中心に寄り、後ろ側が開いていきます。
文章でできる説明をすればこのようになりますが
中心に寄せられた力はどう廻り
どんな流れになっているのか、ご自分自身で感じてみてください。