肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
踵と土踏まずでアーチで勘違いしやすいこと
先週公開した動画
踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る
を見ながら練習して下さった方、
1週間やって見られて、足裏の感覚には変化があったでしょうか?
昨日、レッスンに久し振りに来られた方に質問されて
なるほど、そんなふうに勘違いされる場合もあるんだ、と思ったので
書き足しておきます。
動画中、(4:40)頃に
「足の甲を出す、と考えると体幹につながりにくくなります」と書いてあるところを見て
足の甲を出すのがいけないなら、足の指を縮めてくるのか、と思ったそうですが
そうではありません。
土踏まずを寄せてくるときは
踵を青矢印のように引くと、体幹につながるのが感じられるだけでなく
土踏まずがしなるベクトルがはっきりと自分で自覚できます。
指を縮めてくる意識ではなく、赤丸で示したあたりから引き寄せてくるようにすると
土踏まずがしなるように伸びてくれて、体幹から踵に通り
土踏まずから足指1本ずつへの繋がりが感じられる伸びが出来ます。
指を縮めて、脚の甲をたくさん出そうとした時には感じられない感覚です。
5つのこぶしのようなものが自然にできています。
指を縮めるだけでは、できない中高の横のアーチもあります。
更に伸ばしていくとこんな感じ。
5本の指を一旦土踏まずから長く遠くに伸ばしてみると
1本ずつの繋がりが感じられます。
それが感じられた状態で指先をまとめるとこのようになります。
これをしてくださったのは男性。
しかも決してお若くない方ですが
よく足裏が動くようになられました。
これからまだもっと伸びると思います。
女性の皆様も負けてはいられませんね(笑)