坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
こめかみと第一頸椎
先日のWSでもやってもらったが
こめかみと第一頸椎をしっかり意識して伸ばすと
肩甲骨、背骨、坐骨、脛骨、かかとまでつながりやすくなる。
人に床方向に引っ張ってもらうと、
背骨の伸びとつながりが感じられるが
自分でする時には椅子に座ってやってみると、やはり伸びとつながりがわかる。
背骨を安定させて・・こめかみと第一頸椎
この写真では脚を2番にしているが
まっすぐ脚を前に向けた状態でも同じ。
体幹がつながりのある状態で
股関節を前後に分ければ、脚は軽く
次の動きに無理なく対応できる。
昨日はここから、いろんな動きにつなげてもらったが
感覚がわかり、体幹主導で動くことが当たり前になってくると
さあ、次はこれをやりますよ~という
プレパレーション(準備)なしに
体の流れで、動きが繰り出せる。
柔道の阿部一二三選手。
先日の世界選手権で初めて見たが
体の繋がりが見えて、無駄な動きがない。
試合前に歩いている姿を見てハッと思ったが
この写真でも
こめかみと第一頸椎は無理なく伸ばされ、
肩甲骨、脇は一致して
背骨から相手を見ている。
隙がない。
動きに予測がつかないのは
プレパレーションをする必要なく
どんな状態にも反応できる安定した体幹があるからだ。
20歳で身に付いている感覚、羨ましい・・