痛くない開脚への股関節のプロセスを覚える

うまさきせつこ

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テーマ:ワークショップ セミナー

痛くない開脚への股関節のプロセスを覚える


9/9WS
昨日の神戸WS.
壁を使って痛くない開脚
どんなことでもそうだけれど
やり方を勘違いしたままで進めると
脚が開いたとしても、体幹はつながってくれない。

私がやって頂きたいのは、ご本人の自覚がないまま偶然できた開脚ではなく
自分の意思が確実に体に伝わる、つながりのあるものであって
開脚はそのための手段のひとつと考えている。
無理なものでなく、位置感覚、方向を覚えてできるようになると
痛くないことが当たり前になる。

WSでは、
それぞれの体を誘導して違いを感じてもらった後で
いきなり開脚ではなく、体幹と股関節の使い方のプロセスを
わかりやすい体勢で覚えてもらった。
WSの中でのわかりやすい写真がなかったので
こちらは前日の写真だが

股の底後ろ半分を引く
体を縦半分に分けたとして、股の底の後ろ半分を骨盤を傾けることなく
後ろに引く。
後ろに引くと言うのは後ろに押し付けることでない。
参考:股関節と背骨の関係

脇からお尻まで中心に寄せる
この時点では肩甲骨は腕の付け根と一致させているので
肩甲骨は自然に軽く中心に寄っている。
それに合わせて、脇側面も背骨中心に軽く寄せていき
お尻も外から、ギュッと締めるのでなく
お尻の合わさりが深くなるように中心の深いところを寄せる。

脚の円周をぐるっと回す
両脚の付け根を切ったとして、できる断面の円周を
瓶の蓋を捩じるように内から外に回すが
これも骨盤を傾けたりしない。
回すのは脚の円周。
子の円周を回すのに
じっくりやってみると、脚の付け根の前の方でなく
体の奥の方で使っていることがわかってくる。
横から撮っているが、お尻の形が変わっていき
骨盤と脚が分かれる感じがわかる。

股関節のプロセスが出来た状態
縦に盛ったお尻。
開脚のバージョンになると
より、なぜこのお尻の形になるかがわかる。
歩く時にも、体幹から歩こうと思えば
こんなお尻になる。

壁を使って前屈
同じ股関節のプロセスを通って
壁を使って前屈もできる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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