股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
膝小僧の引き上げー方向を揃える
壁を使って痛くない開脚
をこのところは、どのクラスでもしてもらっているが
繰り返すほどに、より無理のないやり方がわかってきて
それが更に違う場面で活かされるのも面白い。
(膝下の方向の違う開脚)
(方向が揃った開脚)
右の股関節が少し辛い、と言われるので
見てみると、膝下の方向が違う。
いつもの電車で例えれば、真ん中の車両が独立して
いきなり違う方向に行こうとしているようなもの。
電車が脱線する。
下の写真は、電車の車両をきちんと分けて、ジョイントに余裕を持たせて
方向を揃えたので、無理なくきれいに伸びた。
坐骨~膝も長いが、膝下、かかとがスッキリ伸びている。
かかとに力が入りすぎることなくつながっている。
伸ばした脚を一旦元に戻す。
膝下を曲げてくるのでなく、股関節から引き込み、張り出しながら、膝を折る。
膝小僧を引き上げると、坐骨からの繋がりが感じられるので
中心につながる方向をシミュレーションできる。
膝下を何の意識もなしに伸ばすと
引き込みができずに脚はただ引っ張り出されただけの状態になる。
これは痛いし、コントロールできない。
さあ!膝小僧を引き上げよう(9/4修正)
引き込みと送り出しがコントロールされて
体幹からつながっている脚は
きれいに伸びて、オートマチックで動かせる。
中心に向かい、中心からつながる向きが自分でわかってくる。
もちろんもう痛みはない。