自分ができる段階での『最大』を通ること
苦手を克服する体幹を整えるアプローチ
二日間の東京WS.
何度も来て下さっている人に加えて、新規の人は
事前に苦手なこと、悩んでいることをお聞きしているので
体幹を整えて全身の流れが出来るようにアプローチしていった。
今回は壁を使って痛くない開脚
をどのクラスでもしてもらったが
ずっと書いてきたように、これは壁を使って開脚をすることによって
股関節の引き込みや脇の引き込み、体幹の推進力などを
実感してもらい、全身をつなげて、できないことを改善していくためにやっている。
開脚が出来た嬉しさはもちろんあるが
痛みなく無理なくできるためには、どう体幹を使っていくかが、重ねてやっていくことで
少しずつ身に付いていく。
床に座っての開脚も楽にできるようになった。
体幹から床への流れを感じて、自分の体のつながりで
骨の位置感覚を認識する。
床方向へのベクトルを意識する
股関節を引き込み、送り出すとはどういうことか、
体幹が使えなければ、その感覚はわからない。
脚を伸ばすだけでは痛みなく開脚はできない。
背中が落ちてしまう人の体幹シミュレーション
から、脚を分けてみる。
粉お方は初めて来られた時には、肩が上り、首が大きく前傾していた。
体幹の位置感覚がわかって来られ、短いバージョンですることもないので
肩の痛い人の肩甲骨ストレッチ
で、流れを作ってもらった。
今はとてもきれいなうなじの持ち主になられている(^^)
上は前腿の力で上げた脚。
下は股関節を引き込んで、体幹からつなげて上げた脚。
たくさんは上げてもらっていないが、感覚をつかまれた。
されている競技で脚が上がらず、上がるようになりたくて来られた方。
体幹を整えて、見た目も感覚も違うことに驚かれていた。
さあ!膝小僧を引き上げよう(9/4修正)
で説明しているものが、私のミスで矢印方向が逆になっていたが
本日修正している。
これを指摘してくれたのはWSに来られた方。
見て下さっているんだなと嬉しくなるが、
バタバタ書くと間違うことを反省した。
もちろんここに至るまでに様々なアプローチをしてもらっているが
膝小僧を引き上げて電車の車両の初めと終わりを作ることで
余裕のあるジョイントが出来、固いと言われていたハムストリングスが
伸びた。
手前側の脚はまだ充分に伸びてはいないが、反対側はきれいに伸びている。
手前側も徐々に伸びていく。
しっかり伸ばせるとこうなるが
これを片脚下ろして分けると、脚を上げる時の体幹の感覚
股関節を中心から分ける感覚がわかり
前後開脚とも同じ。
片脚ずつしてもOK。
自分自身で、膝小僧を引き上げて、各関節を分けて無理のないジョイントが出来ると
プリエも折りたたんで楽にできると、見せてくれる人もいた。
膝小僧を引き上げることで変わるプリエ
しばらく、こちらの都合で東京でのWSはさせてもらっていなかったが
それぞれで、コラムや動画を見ながら試行錯誤して
待って下さっていたのが
とても有難く、嬉しかった。
WSの最初の方にやって頂いている
足指歩きをたくさん見て下さっているようなので
この動画のコラムを上げておきます。
これは体幹からの繋がりがよくわかります。
土踏まずを長く使い、拇指球、小指球がついて、足指がついたら踵を引き寄せる。
自然に引きあがった土踏まずをまた長く前方向に伸ばして、の繰り返し。
足指歩き
ここから、いくつかの動画が見られます。