肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
ギックリ腰の予後、まだ思う様に動けません
仕事や介護で忙しくされながら、遠方からレッスンに毎週通っておられた方だが
先月、ギックリ腰になられて、しばらくお休みされていた。
約ひと月ぶりに来られたが、表情が冴えない。
立ってもらうと、体に力が入らないーというか
痛くなるのが怖くて、体を縮めたままにされていたのが定着されている感じ。
骨盤の高さが左右大きく違い、骨盤と脚も分かれていない。
うっかり写真を撮るのを忘れたが、かなりきつそうに見えたので
とりあえずは誘導して、体の位置感覚を思い出してもらった。
「痛くないです」
まだこちらの誘導だけなので、ここからいろいろ
背骨を伸ばすこと、骨盤と脚を分けることを
このクラスはお盆明け初めてのレッスンでもあったので
全員で一緒にやってみた。
股関節を引き込んでの重心移動は
WSなどのチェックの時によくやってもらうが
これで体の歪みが改善されることが多く
動画を撮って見たので、また後日公開します。
壁を使って痛くない開脚
は、開脚が出来るためだけでなく
体幹を整えていくのに様々な効果がある。
まだ不安の残る体であるので、特にたくさん開くことでなく
体幹の底を意識できて、股関節がきっちり折れ、骨盤と脚が分かれるように
無理のない程度にやって頂いた。
体幹の底が安定したところで、脇を引き込み背骨を上下に引き合うと
「あ~!気持ちいい!」
ギックリ腰になって以来、初めて背骨が伸びた!と言われた。
これはだれがやっても気持ちがいい。
更に朝起き抜け 背骨、股関節のストレッチ
肩甲骨がはがれた状態であれば、背骨はしっかり動いてくれる。
繰り返すうちに特に丸くなる方は、可動域が大きくなってきて
「ものすごく伸びました!」
宅急便で送りましょうか?
というくらい、体がコンパクトに背骨が伸びた状態で丸くなった。
レッスン後の会心の笑顔で伸び。
「まだ無理かと思ってましたが、来てよかった!
ものすごく楽になりました!」
と言って下さったのが嬉しい。
何とか自分で体を伸ばしたいと思っても
痛い思いをした後は恐怖心があって動けないもの。
炎症がある状態では安静にしなければいけないが
数週間もすれば、無理ないないやり方であれば
痛い思いをすることなく楽になる方向に行ける。
自然な状態に戻すことを考えれば、そうなる。
お知らせ
9月東京WSのセミパーソナル等のクラスは
締め切らせて頂きました。
なるべく抽選しないで、希望通りの受講をして頂けるように
調整し、個別にご連絡させて頂きます。
なお、グループレッスンのクラスについてはまだ空きがございます。
よろしくお願い致します。