股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
シンプルに体幹の推進力を感じてみる
このコラムでは「体幹の推進力」でできることを
いろんな形で書いていますが
背骨を上下に引き合い、長さを変えずに坐骨を押し
脚の力が主導になるのでなく
体幹の推進力で坐骨から脚を押すことで
床の力をもらい、脚自体にいらない力を使わずに
動作が出来ます。
いろんな場面で「体幹の推進力」は
強い力を発揮しますが
なかなか実感できない人も多いでしょう。
ヤンキー座りから、脚に負担をかけずに立ち上がることができますか?
膝が下に行ってしまい、腿が床に水平に近い状態で座ると
推進力を感じることはできません。
上の写真は下に座ろうとして、お尻を下ろす意識で座っているもの。
背中は丸くなり、お腹は抜けてしまうと
股関節は充分に折れないのできつく
腿と膝下もくっついて、つらく、足裏は当然感じ辛く
踵が浮いてくることもあります。
立ち上がる時には、脚の力を使わないと立ち上がれません。
下の写真では、肋骨を引き離し、股関節を引き込むことで
自然に折りこみの角度が小さくなり、➤ つまむように引っ張っていくと
膝が自然に折れてきます。
坐骨までつながったままの背骨を起こすと
坐骨が下に向いて、楽に座れます。
ここから立つときには
長く引っ張り合ったものを折りたたんだ状態から
伸ばすだけです。
シンプルに背骨で立ち上がることを感じてみましょう。
体幹の推進力の為にお腹を伸ばせる状態に
21018年4月現在このコラムを、見直してみて
もっと無理なく出来ることがあると思ったので
書き直し
新たに動画を撮って見ました。