股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
肩甲骨から人とつながり細かい感覚を知る
人と手を合わせて肩甲骨からの流れを感じてもらう
ということをよくやってもらっている。
慣れないうちは手先で押してしまったりする人もあるが
パートナーが少しリードすると
相手の肩甲骨からの流れがわかる。
だんだん慣れてくると、かなり細かい動きまで伝わるのが感じられる。
肩甲骨からの繋がりを自分が感じている時には
相手も同じように感じている。
写真では、ただ手を合わせて肩甲骨からの流れを感じるだけでなく
脇をより引き込んだり
引き込んだまま押し出したりの小さな動きにも反応している。
肩甲骨を感じられる時には、自分の意識と相手からの意識と
両方が一致して、肩甲骨が背骨に連動する位置にある。
2枚目、3枚目のように相手と向かい合っていない状態でも
繋がりの方向は変わらず
繋がったところから背骨が動いて
脇はより引き込まれて、体勢は変わりながらも
腕でなく体幹の中心から方向をつないでいる。
相手との繋がりの意識は、相手がいなくても
空間との繋がりにも通じて
1人でしてみても
こんなふうに
脚はこちら方向、体幹は正面というように
何も感じないでただ向こうとすれば
体がねじれて見えたり
肩や脇や背中がきつそうになるのが
小さな感覚で
無理なく中心を感じた状態でできてくる。