出来る方法で股関節の引き込みを実感してみる

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

出来る方法で股関節の引き込みを実感してみる

先日のコラム股関節引き込みで背骨を伸ばして長座
で、しているようなやり方で、イメージがつかめるといいが
こんなやりかたもある。

バーを使って股関節引き込み1
体育座りで背骨が伸びたまま
肩甲骨を出来るだけ下げて置いて、バーを持つ。

バーを使って股関節引き込み3
坐骨~膝、脇から肘を出来るだけ長い状態で
体を脚に引き寄せてお尻を後へスライドさせる。

バーを使って股関節引き込み4
バーを使って股関節引き込み5
肋骨が縮んでしまわないようにして
股関節を引き込む。
肩甲骨が上の写真のように上がってしまうと
背骨が伸び辛く
股関節も引き込みにくい。

一旦最初の状態で
背骨が伸びた状態になったら
その時点では肩甲骨が良い位置にあるので
坐骨~膝、脇~肘の張りを損なわないようにすると
肩甲骨も上がらず、背骨が伸びてくれる。

バーを使って股関節引き込み6
バーを使って股関節引き込み7
長座の実感が出来ると
股関節はきれいに引き込めている。
バーがあると、
ここから開脚も開脚前屈もしやすい。
バーの力、床の力を借りて
股関節を引き込む感覚を覚えてみよう。

座布団を使って体育座り
家でできる代わりのものはちょっと思いつかないが
半分に折った座布団などを使って
股関節の引き込みを助けることもできる。
頭の方から前に体を折るのでなく
肋骨を鳥籠のように落ちないように置いて
そこから股関節を引き込んでいる。

これで自分の体のシミュレーションをして
引き込みの感覚を覚えていくと

座布団を使って体育座り2
座布団なしでも、体の感覚を損なわずに
体育座り→長座→開脚→開脚前屈と
発展させていくことができる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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