肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
裏側の意識で歩く
昨日のコラム、裏側の意識で背骨を伸ばす
のように背骨の上下の伸び、安定した体幹から
脚を送り出して歩くことをしてもらった。
もちろん直接歩くのは足だけれど
脚から進んでいくのではなく
推進力を持った体幹という柱が進むのに
脚が自然に送り出される形で歩いている。
最初は昨日のコラムと同じように
呼吸と推進力が感じやすいように
前の人の肩甲骨の下あたりに手を当てて
前の人を促しながら、自分自身も同じことを感じられるように
3人一組で歩いてもらった。
これは肩甲骨、背骨をつなげて押してみる
でしていることと同じ。
人と向かい合って、お互いに手を合わせて
相手の背中を感じるように自分の肩甲骨から流れを作ってみると
よくわかるが
手だけで押された時は不快だったり
無理な力が感じられる割に大きな力は来ない。
肩甲骨、背骨からつながる状態で流れが伝わってくるときには
無理なく自分の体も反応する。
自分の体が丸ごと、相手とひとつになったような
強いけれども自然な力が働く。
体の流れの意識、裏側の感覚が感じられると
1人ずつで歩いても
川が流れるように無理がない。