肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
裏側の意識で背骨を伸ばす
先日、体の裏側の意識で呼吸することを
皆さんにやってもらった。
激しい動きをしているのに
ダンサーの体にぶれがなかったりするのは
体の裏側の意識があって、
肺が大きく上下するのが見た目に見える様な呼吸ではなく
とてもエコな呼吸をしているからだ。
先日、時々持病で呼吸が苦しくなる方があって
そういう時にエコで静かな呼吸ができる意識があれば、と思って
クラス全員で一緒に考えながらやってみて
その人にもやってもらったら、とても楽だと言われたので
それを応用している。
後日、またその動画も作ってみる予定、


2人一組で、肩甲骨の下あたりを
軽く持ってもらい
背骨の前側を長く通すような意識で呼吸してもらう。
初めは慣れずに大きく体が上下するような呼吸になってしまう人もあるが
だんだん感覚がわかってくる。
呼吸で裏側を感じながら
背骨が上下に伸びるように促すと
1つの呼吸ごとに背骨が伸びてきた。
最初の写真でも縮んでいる訳ではなく
そこそこ伸びているが
次の写真では、より鎖骨が引かれて
肩甲骨、脇が安定して胸のラインが高くなっている。
更にその下の写真では、より肩甲骨、脇周りが安定して
伸びた背骨が坐骨、尾骨を押すようにして伸び
上2枚の写真より、背骨が格段に伸びているのがわかる。



