股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
肩甲骨周りの感覚から全身への繋がりへ
WSから日にちが経ってしまったが
3日ほど遡って・・
5月26日㈮のWS。
今回はいったん感じた肩甲骨の感覚を
感じたまま、腕へ背骨への繋がり、
更に股関節、脚への流れへと
段階を踏みながら展開していった。
体勢が変わると、どんなふうに感じられるか
詰まりやすいところはどこか
どこが勘違いしやすいか
どうすれば意識できるか。
時間をかけてひとつずつ。
繋がることを意識されようとしているが
「鍛える」ことに意識が向いているので
力の流れは感じておられない肩甲骨。
肩が盛り上がり、左右差も大きく前肩。
下の写真は、鎖骨を引いて、肩甲骨と腕の付け根が同じラインになるように促し
誘導したもの。
少しのことだが体が感じられることが変わってくる。
参照:肩より後ろに腕を回す時
五十肩の名残ー両手が後でつきますか?
のコラムのようにこの方も背中で手はつかなかったが
肩甲骨周りの意識、腕の使い方を覚えて、
手がつくようになって、びっくりされていた。
社交ダンスをされているが
自分の肩甲骨から相手の肩甲骨まで繋がる感覚がないと
相手をリードすることはできない。
初めて、自分の背中の安定感と
相手の背中を感じる感覚がわかったらしい。
肩甲骨から肘を引き離し体幹からつながる腕
をバーを使ってしたもの。
この時の背骨は反ってはいない。
腕、脇とユニットのようにつながった肩甲骨から
背骨は前からも後ろからも横からも、サンドされて
一方向にだけ負担のかかるやり方にはなっていない。
一つ前の写真のように肩甲骨の位置感覚
繋がりの感覚がある状態で、股関節を引き込むと
腿に負担がかからず、繋がりのあるプリエができる。
パラレルプリエのまま、脇を使ったターンをすると
とても小さな
ぶれない軸の感覚が感じられる。
上手くつながっている人の背中も観察。
見て聞いて感じて、自分でもやってみる。
何がきっかけで感じられるようになるか、わからない。
可能性のあることはやってみるのが一番。