開脚から痛みなく脚を回す意識付け
肩の運動でなく肩甲骨を動かす感覚を覚える
今年最後のコラム&動画です。
今年もあっという間に大晦日。
コラムをずっと見て下さった皆さんにお礼を申し上げます。
肩甲骨を動かすことをいろんなバージョンでやってきて
わかりやすく伝えてきたつもりでしたが
如何に人は、簡単に意識が体の外側に移ってしまうか
一旦感じたはずのインナーの感覚を見失いやすいか
運動の目的を違えたままでやってしまうかを
思い知らされました。
運動の目的を自分の中に持ち続けられるようにしなければ
やってみたつもり
できているはず
でもなんだかおかしい
で、終わってしまいます。
この運動は今年
肩甲骨の動きに合わせて滑らかに腕を回す
から始まり
距離を短くして肩甲骨の可動域を上げるストレッチ
で、より肩甲骨にアプローチできるように距離を短くし
更に
肩の痛い人の肩甲骨ストレッチ
と、より明確に覚えてもらうために歩みを進めてきましたが
それでもなお、本来の場所が感じられないのを目の当たりにして
確実に覚えてほしい願いを込めています。
何をどうしたいために、するか。
これは肩に効くストレッチでなく、肩甲骨の感覚を覚えるストレッチ。
肩甲骨が使えている感覚がない時には
動かしているところが違うということです。
しっかり感覚をつかむためには
ぐるぐる回すのでなく、じっくりと時間をかけて感じてみましょう。
自分の体をコントロールすることに確実に近づいていくためには
サラサラやってしまうのでなく、本当にゆっくり繊細にやってみることが大事です。
今年もあと数時間。
新しい年に向かい、体も心も感覚も
今より少しずついい方向に向けていきましょう。
来年もよろしくお願い致します。