体幹の推進力

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

体幹の推進力

開脚前屈、更に後ろに抜く時の体幹の底の意識については
開脚から後ろに回す時のもうひと手間
でも書いているが
体幹の底の意識があることで背骨がどれだけ伸び
体幹の推進力がでるかも頭に置いてほしい。

開脚1
下腹から(股関節に近いところから)骨盤を前傾させた状態。

開脚2
肛門を引き込むようにして、背骨を通した状態では
坐骨方向に押して引き込む力と背骨が長く伸びて
頭の方向に引き合う力とが大きくなり、前の写真より
骨盤の場所は変わらなくても、体幹は推進力がついて大きく伸びている。

開脚3
お尻はフットボール2つ縦に並べたようになり
開脚はしているものの立位体前屈と同じように
股関節がしっかり引き込まれている。
90度起こして脚を閉じたら、ペッタンコの立位体前屈になる。

開脚4
脚が後ろに抜けても、操作は体幹側で行われて
体幹の安定感、推進力はしっかり出ている状態になっている。

体幹が安定して推進力を持って初めて
開脚もしかり、早く走ることも回ることも脚を高く上げることも
切れのある動きをすることにも
現実味を帯びてくる。
スキージャンプの飛行姿勢などをみれば、これも理解できる。

スキージャンプ

開脚も開脚前屈も、あらゆるストレッチも
単に可動域を上げるだけでない。
推進力をも身に付けるためにする。
体幹のバネと言い換えてもいいかもしれない。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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