無駄な力のないきれいな肩

無駄な力のないきれいな肩

先日、肩が詰まって固まり
きつい状態になっていた人が、レッスンの後は
解れて楽になったが、まだ少し残っていると言うから
肩甲骨と腕の付け根を同じラインに揃えることを
自分でやってもらった。


背骨が通った状態で、しっかり脇～肘を伸ばし
脇の背中側まで挟むように脇を引き込む。
前から見ると1写真の後ろにいる人のように
肘が見えない状態にする。

これをする時には背骨が縮んでお腹も伸びていないままでは
前肩のままになる。
背骨が伸び、肩甲骨と脇のラインが合うようにしたい。
肩甲骨と腕のラインを合わせて脇を引き込み軽く使う

その上でしっかり伸びた脇～肘で
脇の背中側をはさむようにすると
肩甲骨、腕の位置とつながりがわかる。


そうしてから腕の力を抜くと、このように滑らかなきれいな肩になる。
位置感覚のわかっている肩甲骨、腕は無理なく楽に使える。
赤いライン上に肩甲骨も腕の付け根も納まっている。

下に押し付ける訳でもなく、無理矢理伸ばすわけでもない。
普段の生活習慣やバランスの悪い状態で使ってきつくなっているのを
本来の自然な位置に戻してあげて
無理な引っ張りなく使ってやるだけのこと。

体が望むことは体が喜んで受け入れる。
喜ぶ体は楽で美しいし、優れた機能を発揮する準備ができる。