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うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

開脚は脚を開くのでなく体幹の底を考えて

2016年11月30日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

開脚は脚を開くのでなく体幹の底を考えて

開脚はー脚を開くーと書くので
脚をグイグイ痛い思いをして開く努力をされる人が多いが
骨の位置を考えて体幹の底を立てて、流れの方向を合わせて行くと
痛みなく徐々に体幹の操作で脚が開いてくる。

開脚1
背骨を胸椎からしならせるようにするとき
体を前に倒す意識ではなく
股関節を矢印のように前から後ろに引きこむ。
股の底が後側にめくれるような感覚になる。
この時は坐骨が広く開いている。
脚はやや内向きになる。

開脚2
その位置で今度は坐骨を中心に寄せる。
わかりにくければ「肛門を体の奥深く引き込む」
と思ってもらえばよい。
この時に脚の向きは内向きの腿裏、膝裏の面がたくさんついていない状態から
面が広く床に付く状態になり、外向きになる。
坐骨が中心に寄ることで脚がこの時に開く状態になる。

この行程を何度か繰り返す。

体幹の底が上がる
体の奥深く引き込んでいくうちに
体の中心が高く上がり、坐骨は床から離れて浮いてくる。
体幹の底の角度が変わってくるためそうなっていく。
開脚前屈に近づいてくる。

体幹の底を立てる
体幹の底が面になり安定して座れている時は
お尻はこんなふうに立体的になる。
このように膝を立てた状態でも
安定して開脚した時の感覚を実感できる。

開脚3
前の写真の状態から、前に脚を伸ばすのではなく
股関節を前から後ろに引きこんで
後ろに引くことで脚が伸びた状態。

股関節の引き込みの感覚がわかった状態なら
脚を前に伸ばしても引き込まれて伸ばす感覚は失わないが
感覚がまだ曖昧な時は
前に脚を伸ばすのではなく、体幹の操作に合わせて
後ろに引いて自然に脚が伸びるようにするのが
感覚を育ててくれる。

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