足裏の踏み方と膝の方向

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

足裏の踏み方と膝の方向

足裏の踏み方だけでも、脚や股関節の中の状態が変化することは
坐骨の位置と足裏の踏み方の関係
でも書いている。

足裏と膝1
右足のみ、小指と踵のラインを赤い線にように
できるだけ同じライン上に並ぶように立ってもらった。
単に位置を揃えるだけでは
脚の方はとっても内股な感じ。
青い点線のように拇指球、小指球を広げる。
(指は目で認識できる指の長さではないので土踏まずあたりから広げるように)
イメージが掴みにくい人は
かかとの方に乗って、土踏まずをできるだけ遠くに伸ばし、指は浮かせて置き
広げられたのを確認してから指を置くように。
これで内股の感覚はなくなり、膝はつま先と同じ方向を向いている。

足裏と膝2
反対側の左足は小指と踵のラインを揃えるように意識しただけなので
膝の方向はまだ内側にある。

足裏と膝3
右足と同じように土踏まずを長く使い、
拇指球、小指球を広げると
膝の方向は前を向いた。

これひとつは、ほんの少しの意識だけれど
脚の方向、踏み方の意識が日常的になると
O脚、X脚などが改善される方に向かうだけでなく
そこから連動して、股関節の意識をすることにつながり
どんどん全身の意識で体を変えることにつながっていくのみならず
行なうパフォーマンスの質が違ってくる。

最初の一歩はほんの小さなことに過ぎないかも知れないが
それがつながっていくと
気が付けば、全く以前と違う自分がいる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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