マイベストプロ神戸
うまさきせつこ

ボディコントロールで体の使い方を伝えるプロ

うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

開脚前屈ー肋骨、背骨、坐骨、脚の方向の関係

2016年11月9日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

開脚前屈ー肋骨、背骨、坐骨、脚の方向の関係

最近、立位体前屈から
股関節の引き込みや背骨の使い方を繰り返し覚えてもらっているが
やっているうちに、関係性がよく見えて面白く感じた。

立位体前屈でも開脚前屈でも
立位体前屈への段階ストレッチ
立位体前屈の背骨の伸ばし方
のように、肋骨、背骨、坐骨と脚の方向を組み合わせて、
使い方を少しずつ変えるのを繰り返しながら股関節を折ってやっている。

肋骨を置くように胸椎は繰り出し坐骨はは開いている
肛門を体の中に引き上げ背骨を縦に広げる
上の写真は、肋骨を鳥籠のように見立てて前に置くようにするのに
胸椎をひとつずつ「し」の字を描くように繰り出している。
胸をそのまま前に押すと腰椎に負担がかかって感じられるところがつながりにくい。
肋骨は丸く広げた状態で扇形のように広げないで
自然な形のまま使っている。

この時坐骨は広がっている。
お尻をがちっと締めてしまうと、股関節は引き込みにくい。
ただ、前に倒すのではなく股関節を後ろ側に引き込みながら
背骨を送り出し骨盤は前傾する。

、体幹部分も脚もがしっかり張り合う状態を意識できれば
内腿が痛くなったり、膝が痛くなったりはしない。

下の写真では繰り出した背骨を今度は尾骨まで通すように
坐骨を中心に引き寄せ、脚は張り合っている。
中心を感じるために
で書いているように肛門を体の中に吸い上げるようなイメージを持って・・
という方がわかりやすいかも知れない。
これを少しずつ角度を変えて、繰り返している。

胸椎を繰り上げ尻は開いている
肛門を引き上げ背骨を縦に伸ばす
こちらは後ろから見た状態。
上の写真は肋骨を遠くに丸い形のまま出し
胸椎を1つずつ送り出して骨盤を前傾させた所で
坐骨は開いている。
いらない力を抜いている。

下は肛門を体の奥深く引き込み、尾骨まで背骨を通した状態。
坐骨は中心に寄ってきている。
背骨の意識と坐骨は連動している。

肋骨を遠くに置き胸椎を繰り上げお尻は開いている
背骨を通して肛門は引き込んでいる
開脚前屈でお腹までつけたところ。
上の写真:やはり上は胸椎を送り出し、肋骨は丸いまま骨盤は前傾し
お尻は自然に抜いて閉じていない。

下の写真:上の状態から、背骨をひとつずつ縦に長く広げ、尾骨まで通している。
肛門は中心に引き込むようにすると坐骨も中心に寄っている。

いらない力を抜くところ、明確な伸ばす感覚の意識を覚えて繰り返すと
段々にできてくる。

開脚前屈
この方、とてもよくなっている。
明日が誕生日だそうで
それまでに開脚前屈が出来るようになる!
というのが目標だったそう。

「いらない力抜いただけです」
と言われていた。
まだ、もう少し伸びがないと、自分の中の合格点ではないらしく
今日できるところまでやります!と
決意を新たにされていた。

金曜日が楽しみ♡

この記事を書いたプロ

うまさきせつこ

ボディコントロールで体の使い方を伝えるプロ

うまさきせつこ(うまさきせつこモダンバレエ研究所)

Share

関連するコラム

うまさきせつこプロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-1024-0048

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

うまさきせつこ

うまさきせつこモダンバレエ研究所

担当うまさきせつこ(うまさきせつこ)

地図・アクセス

うまさきせつこのソーシャルメディア

youtube
YouTube
2024-06-23
rss
ブログ
2024-06-23
instagram
Instagram
facebook
Facebook
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ神戸
  3. 兵庫のスクール・習い事
  4. 兵庫のダンススクール・スタジオ
  5. うまさきせつこ
  6. コラム一覧
  7. 開脚前屈ー肋骨、背骨、坐骨、脚の方向の関係

© My Best Pro