股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
うまく行かない時には何が違うのか
例えば
プリエを始めるときに体の中心から脚を送り出す感覚があるでしょうか?
この写真は2番ですがこのように
脚と胴体が分かれた状態で、横の角度に出ているでしょうか。
4番ドゥミプリエ。
もう踵が浮き出していますが適当な写真がなかったもので。
これは写真を撮るタイミングが悪かったですが
このように坐骨~膝が長く
中心から送り出される状態になっておきたいです。
特に4番の時、膝が床方向に向いて出ている時、
膝の角度が浅い状態にしかならない時には
胴体と脚は分かれておらず
体幹の感覚は抜けてしまいます。
中心が感じられない状態で
プリエをしている時は、もともとの体の位置感覚の認識がないので
自分の脚に負担がかかっている、
脚の上に乗り込んでいる、という意識もないと思います。
自分の体をよく観察して
膝の方向はどこを向いているのか
脚と胴体に分け目はあるのか
よく見てみましょう。
随分しっかりできるようになっても
肩が上がったり、胸に力が入ったり
腕に力が入ったりと
無意識に行う変化で、プリエの状態は変わってしまいます。
上達のコツはまず観察から。
うまくできているものと
うまく行かない時には何が違うのか
知ることから始めましょう。