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うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

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中心軸と坐骨

2016年10月27日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

中心軸と坐骨

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楽な軸足は前後開脚の後ろ脚
のように中心軸が通る状態で立ってもらいたいのに
動きの中で片足で立つ、ルルベ(爪立ち)で立つ時には
単につま先を押して、前のめりや前重心になってしまう人は多い。
もちろんこの状態は軸は通っていない。
坐骨も脚に囚われて、体幹はバラバラになっていることも多い。

中心軸と坐骨
これは手を上に上げて片足で立ち
腕を真下に勢いよく振り下ろすことで
床方向に軸足を押しつつ、自然に体は背骨で伸び上がることをしてもらっている。
上げている方の坐骨も床側に押し
軸足は中心に引き込みながら坐骨から床を押している。

坐骨ーかかとのつながりと力の流れが実感できるとともに
背骨の延長の頭で天井を押すような意識も生まれる。
これを歩きながらやってもらうと
立つときも、歩く時も、床と天井に垂直に力が働くことがわかる。

この状態で、脚が前に落ちてしまう時は
力の方向はつま先にかかり、脚主導で歩いている。
体幹部分が移動するから、脚が従う意識で歩いている。

脚を90度以上に上げた時の坐骨と軸
体幹主導で脚を上げながら重心移動する時
90度以上に脚を上げる時には
坐骨は前方向に向くが
写真のように中心軸は通っている。

体幹の底にある坐骨として中心に寄せ
背骨がしなるように縮まず、脚が送り出されている。
脚に坐骨が連れて行かれると
このようにはならず、バランスが崩れてしまう。

坐骨が動けばいいのではなく
体が無理なく動ける方向に
坐骨と脚は関連づいているが
軸がなかなか認識できない人は
坐骨と脚の方向、背骨とのつながりを
改めて考えてみましょう。
地味に試行錯誤していくのが結局は早道になる。

参考:坐骨は常に中心に寄せるとは限らない
    坐骨の位置と足裏の踏み方の関係

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