坐骨の位置をはっきり認識すること

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

脚を90度より高く上げようとするとき
「脚を上げる」
方に頭が行ってしまい、必死に上げ
体の中心は脚に持って行かれて、バラバラ・・
よく見受けられる図です。

坐骨が脚に連れて行かれている
坐骨が認識できている

上の写真は坐骨が脚に連れて行かれ
骨盤ごと脚が上がっています。
脇も縮んでしまい、流れが引き出せません。
実際に立って脚を上げた時には
体の流れはないので、頑張った割には
勢いはなく、芯がなくバラバラに見えます。

下の写真は坐骨を体幹の底にあるものとしてとらえて
脚に引っ張られず、体幹からの流れを引き出せます。
(まだもう少し明確にしてほしいところですが)
テーブルにかかったテーブルクロスを思いうかべて下さい。
テーブル面の角っこが坐骨。
「脚に連れて行かれる」は、この角っこがない状態です。
布が張られることがありません。

坐骨がきちんと認識できて
整った体幹から流れが出来ると
脚を上げようとものすごく頑張らなくても
体幹のバネ、しなりで
脚が軽く上がります。

体幹のしなり
このように寝ている状態でも
体幹から出てくる強い力が通ると
脚が無理なく上がってきます。

無理矢理放り投げるのでなく
自然な流れが通る状態にしてやることが大切です。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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