股関節の内旋が難しい

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

股関節の内旋が難しい

何度かワークショップを受けられた方からメールを頂き
反り腰で坐骨が感じにくい方ですが、先日、公開している
テレビを見ながら下腿O脚改善をしてみると

「股関節から脚の裏まで、脚全体が楽になった気がしました。
ほんわかした感じというか、上から下までほんのりつながってるというか
ねじれていた方向が合わさったというか」

ところが動画上でしている手で輪っかを作って内旋する動きが難しいらしいのです。
外には向けられても、内にはしにくい人は多いですね。
これは骨盤と脚が分けられない状態で
股関節の引き込みの感覚がイメージしにくいのでしょう。

来月の東京WSでは、こういうこともプログラムの中に入っているので
来て頂けたらちょうどいいんですが
少し考えてみることにしました。

横座りも胡坐もきつい
股関節の力を抜いて座る
でも、楽に座れないのは、
脚の付け根が前に向いているー骨盤と脚が分けられない状態で共通しています。
脚の付け根が床方向に向くと
座面が大きくなって、骨盤と脚が分けやすくなります。

椅子に座って股関節内旋
椅子に座って、骨盤から脚を内向きにします。

股関節を内旋して手で輪っかを作る
この状態で、手の位置は脚のつけ根で輪っかを作ります。
親指は下方向、後の4本の指は坐骨を中心に寄せるようにします。
参考:坐骨を寄せる感覚シミュレーション
これは瓶の蓋を捩じる感覚ではなく、
骨盤を下げて、坐骨を体の中方向に上げています。
これでお尻と脚に分け目が出来ます。

股関節を外旋させる
今度は坐骨を中心に寄せるように、瓶の蓋を捩じるようにすると
股関節から脚が外に向きます。
服で見えにくいですが、脚の付け根も折れています。
これをじっくり繰り返すと
少しずつ骨盤と脚を分ける感覚が感じられるようになります。

左右入れ替える
左右入れ替える2
イメージが出来てきたら、左右入れ替えながらやってみましょう。

膝から向きを変えないことが大切です。
体の中心から方向を変えることを意識して下さい。
動画や文章で説明できることは限られますが
ちょっとイメージが出来たので
これを更に展開した動画を考えています。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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