反り腰にならないプリエの改善

反り腰にならないプリエの改善

反り腰の人は、坐骨や体の裏側の感覚が感じにくく
「体幹をエレベータ―の箱のように使う」
と言うのがすぐには難しく
プリエ（脚を折りたたむ）する時には
しゃがみこむようになって、腿や膝に力が入ったり
お尻が後ろに突き出る様な状態になることが多いです。

この動画のモデルさんは反り腰改善に取り組んでおられる最中ですが
いろんな方向のアプローチから
体全体を整えてきて、随分いい方向に向いて来られました。

体幹部分が感じられるようになり
コントロールできる幅も少しずつ増えて来られているので
反り腰改善も後もう少しでしょう。

整理してみると
・足裏の踏み方の意識
・肩甲骨をはがして、動きやすくなった背骨を尾骨まで通す
・腰の裏側を「支えられている」イメージ
・脇を中心に向かって優しく引き寄せ、お尻の谷間に入り込むように尾骨まで下ろしてくる
　結果、お尻はフットボールが縦に２つ並ぶような形になる
・指先を上げかかとを押すルルベ、股関節を下から吸い上げる様な引き込み
・体幹部分を更に上下に引き合いながら、脚の付け根を折っていく
・自分の意識で下に降りないで、骨盤の中から脚が横に送り出されることで
　自然に膝がおれるようにする。

すぐにできないことも多いでしょう。
でも、この方達も悩んでいる皆さんと同じように
すぐには出来なかったのです。
ひとつずつ段階を踏んでいきましょう。
一度に全部は出来なくても、ひとつずつならできます。

長年お馴染の反り腰。
すぐにお別れできなくても徐々に変えられる可能性がどなたにもあります。