股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
肩甲骨をはがして楽にジャンプ
肩甲骨をはがした状態で運動できると
かなり楽に体幹が安定して、パフォーマンスが出来ます。
ジャンプはそれが感じやすいので、やっていただきました。
肩甲骨がはがれ、こんなふうに後手に合掌した状態であれば
ジャンプはとても軽い感覚になりますが
ここで「息をハッ!ハッ!と吐くように」と言っているように
息を切るように吐くと、更にジャンプがしやすいです。
誰かに腰から下を飛べないように押さえてもらって飛ぼうとすると
体幹部分がジャンプするときに大きな役割を果たしていることがわかります。
脚だけで飛んでいるのでなく
体幹部分が上に伸び上がろうとする「バネ」があるのがよくわかります。
この感覚をタイミングよく使い
肋骨の下が、エアコンの吹出口で
そこから風が床方向に通っていくように
脚を抜いていくと、無理のない軽いジャンプが出来ます。
着地する時にはやはり動画で言っているように
膝を曲げて体重を受け止めるのでなく
股関節を折ることで、自然に膝がおれるようにします。
「抜き」がなければ「伸び」がありません。
先日終幕したリオオリンピックで
素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手たちの体から
この「抜き」を多く感じました。
体が固まった状態では「伸び」がありません。
肩甲骨をはがして、背骨が使える状態にし
抜いて使うことを覚えていきましょう。
これは子供たちが無理なく運動が出来る体を作っていく準備にも
役立つと考えています。
普段の遊びのなかで自然に体幹の感覚を身につけてやるのも
親の素敵なプレゼントです。