坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
力の流れと誘導
人の体に触れていると
力の流れがよくわかる。
誘導する人がされる人の自己発生的な力を促す場合もあるが
逆の場合もある。
2人一組で、お互いサポートし合うことをよくしてもらうが
踊りの振付けを覚えるのと同じで
見たままの順番をそのまましようとすると
どうしたらいいかわからなくなる。
ところが自分が動く時にはどう使うのか
それと同じことを相手にしてもらう力の流れを感じていくと
相手の体が通るとともに
自分の体が同じように通っている。
写真のように、サポートされる側の体の流れを
うまく引き出すことができると、
サポートする側の体も通っている。
しかもこの力の流れは双方とも心地よい。
連行されている人みたいだが(笑)
脇の引き込みと繰り出しをしているところ。
脇を引き込んだところを送り出す方向に
引っ張ってもらったが
この時引っ張ってくれているお2人は
体の中心からつながって送られる
強い力の伸びを感じている。
流れが伝わるから
サポートする人も体が通っている。
この日は相手の力のポイントをどう促すか
説明しながらしてもらったので
全員が見違えるようにつながりのある体になった。
方法でなく「力を伝える」と言うことがわかると
体は格段に変化する。