坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
ペットボトルを使って肩甲骨はがしの感覚を知る
ペットボトルを使うのは
電車の車両のように長さが変わらないものを間に入れることで
腕でなく、脇を引き込み
肩甲骨を動かす感覚を感じてほしいからです。
押しつつ引っ張る感覚・・と口で言うのはたやすいですが
自分一人でやってみるシミュレーションを
じっくりやってみて感覚を養っておかないと
他人と押し合ってみる時に
つい肩に力が入ってしまうと受け手は手首が重くなったり
不快な力を感じてしまいます。
また充分に相手の力を受け止める前に
「来る!」と予測して、自分が先に動いてしまうと
単に腕で押し合っているだけになります。
相手から押されるのを感じてから
腕を引くのでなく、長さの変わらないパーツが
順番に押されて
肩甲骨に到達するように押しつつ受け止めていきます。
「腕で押さない」
これを頭に置いてやってみましょう。
回数をたくさんするのでなく
1回ごとに明確な感覚を感じることを
大切にして下さい。