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コラム
無駄な力を抜いて坐骨~踵(土踏まず)を通す
2016年8月4日 公開 / 2021年3月3日更新
無駄な力を抜いて坐骨~踵(土踏まず)を通す
かかとが床から少し上がっているのがわかるだろうか。
反り腰で坐骨の感覚がわかりづらい人は
つま先で立ちやすく
指先側に直接重心がかかりやすいので
かかとを押して、坐骨ーかかと―土踏まずー指先へと
順に流れが伝わっていくことを
覚えてもらうためにしてもらっている。
足指5本も軽く床から離している。
指が離れた状態で、土踏まずを長く使い
かかとを押すと
かかとは少し上がる。
これは5ミリでも1センチでも低い位置の方が感じられやすい。
ここから更に高いルルベ(つま立ち)をしようと思えば
背骨が尾骨まで通った状態で、股関節を引き込んで
1枚目の写真の赤いラインの長さ(坐骨ーかかと)が変わらない状態で
かかとを押し続けながら上がる。
この感覚がわかると腿やふくらはぎに
いらない力がかからない。
グランプリエもしゃがむような形にならず
1本のラインが折りたたまれるだけで
長さは変わらない。
ここからかかとを付くときも
坐骨~膝はより遠くへ長く引っ張られて
坐骨から押されてかかとがつく。
常に体幹からつながって「通る」感覚を持っておく。
お尻を出さずにプリエできる感覚をつかんだ後で
5番の脚にしてみた。
「人生初くらいの重なった5番」
を感じられたようである。
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