肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
ナンバ歩き
体幹を捩じらず、腰からの強い力を脚に送る方法として
「ナンバ歩き」をウォーキングで試してみた。
違和感があるかしら?と思いつつやってみたが
特にそうは思わなかった。
踊る時には手を振ることがあまりないし
同じ側の手脚を使うことは普通にあるからだ。
ただ、無意識に歩くと左手が出ると右足、右手が出ると左足の
いつもの歩き方に難なく戻る。
何年も前に陸上の末続 慎吾さんがナンバで走って
上位入賞されたのを覚えているが
自分が意識してやってみると
体幹がぶれず、肩甲骨から脇、肘と手を繰り出す感覚と
坐骨から膝を長く送る感覚がよく感じられて
歩き方が力強い。
普段の手脚を左右違えて使う歩き方より
確かにロスが少なく、ブレが少ない。
体幹の感覚が直に伝わる感じ。
始終これで歩いている訳には行かないが
体幹の感覚をつかんでいくためには
わかりやすい。
5キロの道のりが早かった。
たくさん歩かなかったとしても
鈍角に脚を上げつつ、進んでいくと
体幹からつないで脚を送る感覚や脇の引き込みも
掴みやすいかも知れない。