開脚から痛みなく脚を回す意識付け
手足、首、自然に生えている方向を確認する
先週末、各クラスで四肢、首の生えている方向を
ひとりずつ確認した。
もちろん自然な方向に伸ばしていくために
背骨がしっかり伸びる、と言うことが必要だけれど
当たり前のようで見失いがちなことを1つずつ確認していった。
歪んだりねじれたりしているところは、普段ずっとそうなので
それがしんどい状態と言うことにも気づかないが
自然な状態になると、とても気持ちよく
「今までこんなにしんどいことをしてたんだ」という気持ちになる。
寝た状態で体幹を整え、「生えている方向」に手足を通す感覚を知る。
脇と腕、骨盤と脚を分け、体の裏側の感覚を感じる。
体幹から脚に流れを通す。
正座を経て、更に膝立ちから流れの通りを感じてみる。
これだけ伸びるんだなと再確認できる。
流れと中心に集める感覚が鮮明になる。
背骨一つずつ伸ばして、楽に伸びていった。
ここからいろんな展開をしていくと
「まるで手足の重みがないみたい」
普段は、知らず知らず自然な体の方向に添わない使い方をしていることが多い。
赤ちゃんの時、子供の時には自然に伸びていた手足も
骨が成長し、筋肉がつき、多様な生活習慣の中で
少しずつ本来の方向でない使い方をしていくうちに
しんどくて普通、になる。
習慣を変えるのは時間がかかるが
やらないよりやってみた方がうんと楽になり
今まで感じたことのなかった感覚も生まれてくる。
これは気持ちよく楽しいことだ。
体は変わる。
いくつになっても。
歳だからと諦めるのはまだはやい。