坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
首の前傾も尾骨まで背骨を通して改善
背骨を伸ばしているつもりでいても、首は前に出ていることは多く
背骨が首の延長としてつながっていない。
人は不思議なもので、ちょっと気合が入ると
肩に力が入り、首が前に出る。
背中側、体の裏側から使う意識が抜けてしまうのだ。
首の前傾、たるみは背骨から改善
をレッスンしている時でもそうだが
肩甲骨を下げることは頭にインプットされていても留められず
どんどん肩が上がってきたり、単に肩甲骨を下に引っ張っただけで背中が落ちて
そのバランスを無意識に取ろうとして、首が前に出てしまったり
部分だけを考えてもうまくいかない。
胸椎までで背骨の引っ張りが止まっていて、首は縮んで、と
首がつながっていないから、と首だけを引っ張る人もいるが
余計に首が辛くなってくる。
私も覚えがあるが、首だけを引っ張ってしまい
昔はいつも首が凝っていたので
椅子に座った時には常に背骨の延長で頭に抜けるイメージで
感覚をつかむことを長いこと試行錯誤していた。
体はどこでもそうだが、背骨が通る感覚は深く
意識する感覚の範囲がどんどん微細に繊細になってくる。
初めは池くらいの大雑把な感覚から、
お風呂くらい
↓
たらい
↓
洗面器
↓
コップ
↓
ストロー
くらいの本当にミリ単位の感覚が感じられていく。
細くて長いコントロールタワーから波紋が広がるような感覚が
縦にも横にも伸びていくようなイメージ。
わ~!難しい!と諦めないで。
初めは乗れない自転車も、こけては練習し、を繰り返し
自転車に一旦乗れるようになったら、長らく乗らないでも乗れるのと同じ。
感覚をつかむ、とはそういうものだと思う。
ちなみにこの動画は背中の伸ばし方で安定する体幹
の動画バージョンととらえて頂きたい。