体幹で方向を変える

2016年5月23日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

体幹で方向を変える

写真は、仰向けに寝たところから
一気に真横を向いたものです。
最初は仰向けに寝て、上げている脚は前、横向きに方向を変えて脚は横
うつ伏せに方向を変えて脚は後ろというやり方で
体幹から脚をつないで方向を変えていくことをしていましたが
不安定な方もあったので
シンプルに仰向けから横向きに一気に向きを変えることを
してもらいました。

何も言わずにしてもらった時は
まず顔や胸を前に向けてから向きを変えていた人も
背骨を通して、体幹の骨の位置を感じながら
安定して向きを変えることが出来ました。

背骨を使う、それに付随して脇も腰もしっかり意識して使い
手足の方向を合わせていくと
無理なく方向を変えることが出来ます。

脚をつなげるとこんな感じになります。
坐骨の形がはっきり見てとれ
お尻と脚は分かれているけれども
力を出せるようにつながっています。

軸足がコントロールしにくくなる人は
体幹の向きを変える時にも
坐骨から土踏まずまでの流れの感覚があるように
イメージを起こしましょう。

軸足が感じられない時は体幹の感覚がなくなっていて
脚は不安定に放り出された状態になっています。
股関節をしっかり引き込み送り出すと
はっきり軸足が感じられます。