開脚から痛みなく脚を回す意識付け
『痛気持ちいい』っていいの?
昨日、知り合いの男性が
電車の中でつり革にぶら下がり気味にして
腕、肩を伸ばすと
痛気持ちよかったので、結構長い時間続けていたら
翌日腕も上がらない、えらいことになったと話しておられた。
この「痛気持ちいい」は、多くの人がよくやること。
ずっと座って仕事をした後
無防備に腰を押したら「痛気持ちいい」
首が凝り固まった時に、ボキボキッとやると「痛気持ちいい」
この気持ちはわかる。
が・・
何度も続けたり、習慣になると危険。
本来自然に伸びる方向でない方へ負荷をかけ続けると
気付いたら変形していたり
傷めてしまったりする。
電車の中でよく見かけるのは
制服姿の若い女の子が、脚を開いて立ち
外踝側に足首を折る形で体重をかけている状態。
完全に下腿O脚状態を自ら作っている。
これをしたことのある人に聞けば「痛気持ちいいから」だそう。
ひどい人は完全に足首が90度になるくらい、外に乗っていた。
どうしたらああなるの?
目を丸くしてみた。
数年後の姿を想像すると恐ろしい。
怖いなあと思いながら、とても声はかけられない。
これが踊りや競技をされている人が日常行うストレッチならどうか?
「痛気持ちいい」は緊張が大きいということだ。
ちょっとした意識で
本来伸びる方向に伸ばせていない可能性がある。
しょちゅう行うことなら
「痛気持ちいい」から「無理なく伸ばせる」状態を考えることが必要だと思う。
「えらいこと」になった知り合いは
肩甲骨が上に上がり、腕も吊り上った状態だったので
少し誘導させてもらって、楽な状態を覚えてもらった。
これは「すごく気持ちく、いらない力がかかってない」と言う感想。
自分でもできる簡単なやり方を伝授しておいた。
この人はお世話になっている美容師さん。
体を壊してもらったら私が困る。