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コラム
肋骨を縮めていたらお腹はポテポテ
2016年4月3日 公開 / 2021年3月3日更新
肋骨を縮めていたらお腹はポテポテ
中心軸が通るように背骨を伸ばしたり、ロールダウンしたり、腹筋運動をするにも
肋骨が背骨側に張り付いて、動くとそのまま食い込むようになって
とてもきつそうに使っている人はとても多い。
ご本人は一生懸命使っているが背骨は順番には撓って行かない。
一部分だけが強く使われるので、背骨を傷める原因にもなる。
胸郭を縮めずに張りのあるそのままの形でキープすることを意識していない時は
ロールダウンはこんな状態になる。(上の写真)
肩が上り、丸くなるのは肩甲骨から上だけ。
お腹は縮んで腰は直線。
(ご本人の名誉のために言っておくが、普段やらない悪い状態をわざわざしていただいた)
下の写真は胸郭を縮めずに張りのあるそのままの形でキープすることを意識して
肩甲骨をはがし、最初に背骨を後ろに引いたところ。
ここから赤丸部分を後ろに倒していく人が多いが
そうすると腰椎部分は抜けてしまい、耐えられずプルプルしてくる。
青丸部分をだるま落としのようにひとつずつ後ろに引いていく。
この時、脚は外側にどんどん引っ張られるので
股関節を引き込んで連れて行かれないようにする。
肩甲骨ははがしたまま、先の青丸印を引いていく。
体の中心が動いていくので、とらわれない。
体の中心から床に着いていくと、
腹筋も一部分だけが突出して使われるのでなく
繋がりが出来た状態で、バランスよく使われるので
きつさがない。
肋骨を縮めて、張り付く、食い込む状態では
背骨は思うように動かず、繋がりはいつまでも感じられることがない。
一生懸命腹筋運動をして、お腹をスッキリさせようとしても
肋骨が縮んだままであれば、お腹はポテポテ。
胃の周りはすっきりしたけど、下腹はポテポテのままだわ~
と言うことありませんか?
骨の形を無視した運動では効果は上がらない。
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