肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
全体を見る目2
先日書いたコラム全体を見る目。
何をするのにも大事なことだと思うので
どのクラスでもやっていただいている。
クラスレッスンでは毎週のように
体の繊細な感覚を覚えていくので
体に対する意識を高く持っておられるけれども
比較的日が浅い人もスッキリ立っておられる。
自分の背骨をしっかりした基盤として
そこから全体を見る意識。
目で見てはいるが、目だけでなく
体中がセンサーになっている。
画像が小さくなって見にくいかも知れないが
一番手前の方は撮っているところより前なので
背中側に壁があるとして線を引き
他の方は中心軸を引いてみた。
どなたもほぼぶれずにきれいに立っている。
どこかに特別な部分的な意識をするのでなく
全体を通す意識。
これは突然何かが起こっても反応できる状態にいると言うことになる。
ボンヤリ立っているのではなく
無駄な力は抜けているが、すぐ行動できる感覚で立っている。
上に伸びる意識だけでなく、床へ下ろす意識も
左右への意識もある。
目だけではないのだな、
全体を見ようとすれば、やはり体全体が通っていることが必要なんだなと
思わせる立ち姿だった。