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コラム
股関節を弛め方向を揃えて楽な開脚前屈
2016年3月20日 公開 / 2021年3月3日更新
股関節を弛め方向を揃えて楽な開脚前屈
自分が昔、開脚前屈がうまくできなかったので
開脚前屈にはことさら思い入れがあります。
上手く出来ない人には、根性で開くんじゃないですよ
やり方次第と、骨の位置、方向を考えてすることをいつも言っています。
この動画の方は体は決して固い方ではないのに
骨盤と脚を分けることができていなかったので、じっくり体を意識して整えることを
してきました。
この動画で無理矢理してもらうのは嫌だったので
彼女にとって恐怖心が湧かない位置までにとどめ
動画の後で、更に股関節を引き込んで背骨を伸ばし、脚も方向通りに引き合ってもらうことで
胸が付くところまでできました。
背骨はまだ丸く、無駄な力は入っていますが、痛みなく伸ばしていく感覚は掴んで下さったので
これから徐々に無理のない開脚前屈で胸がつき、更に脚が回るところまで
できるようになられるでしょう。
開脚前屈が出来ていく過程では、いくつかハードルがあり、
痛みのない感覚をつかむまでは、その度に恐怖心が伴います。
出来てしまえば、どうしてあんなに怖がったんだろうと思いますが
脚の付け根が切れちゃうんじゃないの?
膝が折れちゃうんじゃないの?
と言うような怖さです。
骨盤の向き、背骨が前に傾けば、当然脚は内向きになりますが
その度、坐骨も脚の向きも、開脚した時の(これも無理のない位置を覚える)
股関節の状態と同じに
角度が変わるたび、調整していくと痛みなく、徐々に出来るようになっていきます。
坐骨を中心に寄せる感覚は反り腰ではできません。
背中を反らすことなく、中心に手綱を持つ感覚と伴うように
イメージが掴めると、無理なく出来るようになります。
参照:
背中の伸ばし方で安定する体幹
背骨伸ばしの連動で楽に開脚前屈
坐骨が立たない状態の人は、お尻の下に座布団やタオルを引いて
真ん中ではなく坐骨がぎりぎり端っこに来るような位置で
同じことをやってもらえばいいのですが
座布団を引いても、背中を丸めていては出来ません。
同じように股関節を深く折ることを忘れない様に。
骨盤の下に指を入れたら、埋まるくらい深く折ってみて下さい。
坐骨が立てられます。
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