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うまさきせつこ

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うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

反り腰の改善

2016年3月3日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

反り腰の改善

昨日のコラム反り腰のままでは中心に集めるのは無理
を書いたら、東京で何度かWSを受けて下さっている方から

「まさにタイムリーでした!
あまりに嬉しくて興奮してしまいました」
と喜んで下さっているメールが来た。

これがつながるプリエなんだ!
坐骨を中心に集めるのはこんな感覚なんだ!
と、実感して下さったらしい。
ご自分の反り腰を改善したくて、ずっとアンテナを張り
自分自身でできることを試行錯誤している方なので、スッキリ体にはまったのだろう。
わかるタイミング、アプローチは人によって違うが
このコラムは今月で、もう4年書いている。

私自身も進化させてもらっているので、じっくり見てもらえば
ご自分のリアルタイムの体にはまるヒントが、どこかにあるかも知れない。
と、いうことで・・・

先日、反り腰で不安定になる人を誘導してみた。

反り腰での立ち姿
腰椎を縦のばしした立ち姿
上はいつもの立ち姿、下は誘導後。
もちろん100%改善されたわけではない。
本当はもう少し背骨の位置は後ろに来てほしい。
が・・
背中、お腹、股関節、足の長さ、何よりかかとの角度も違う。
体幹部分から脚を通せる位置に誘導しただけでは
最初は脚の上に立てず、コケそうになっていた。
坐骨が中心に寄る感覚、背骨の通る感覚、坐骨から踵に至る感覚が
この方なりにつながった。

この方の場合は体が小さな方だったから
私が持ち上げてみて、下から脚を引っ張ってもらって
繋がりの感覚がわかったが、誰にでもできる訳ではない。
そこで・・・

プリエで用意
肘を上げてプリエで用意。
この時のプリエは膝を曲げる意識でなく、
背中から流れた力が坐骨の角っこで折れて膝の方に伝わるイメージで。
膝を曲げる、ではなく、股関節を折って。

踵を押してルルベで立つ
腕を真下に、できるだけブラブラしないように手先でなく、肘を下に振り下ろす。
これは踵を床に押すようにして、ルルベしているが
いきなりできない人は、ルルベでなく単に踵をつけて伸びるだけでもいい。

これも難しい人は、同じではないが
体幹の軸をそのままにスッキリ立ち上がる
の動画のように座り、上の写真のように肘を上に上げて振り下ろして
背中が頭上に抜けるように立ってみて。
足指を少し上げた状態で、かかとを1センチほどあげておくと、よりわかりやすい。
背中は腰椎の縦のばしを意識しながら
立つときは腕を振り下ろしながら、脚の付け根を下に押しながら、かかとを踏みおろす。
というような段階を踏んで。

通った背中のルルベ
ルルベで伸びた立ち姿。
おっさんのように、低い声で「ほおっ!」と声を出しながらやってみると
背中に意識が通りやすい。
それをお勧めしたら、一生懸命、声を出しながらやってくださった。
すごくカワイイ。
やってくださった甲斐あって、感覚をつかまれた。

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