反り腰のままでは中心に集めるのは無理

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

反り腰のままでは中心に集めるのは無理

昨日のレッスンで
「先生~。
腰椎部分縦のばしして意識すると
反り腰にならないけど
反り腰だったら、絶対坐骨は中心に寄せられないですね~。」

それはそうだが、更に意識するために一緒にやってみた。

反り腰
腰椎を縦に伸ばし意識できた背中

「今は反り腰にする方が難しいけど・・」
と言いながらやってみられた反り腰の状態。
腰にテンションがかかり、お腹はダラン。
骨盤と脚なんて分けられない。
確かにヌケヌケになりますね~とみんなで納得。

背骨を広げるように腰椎を縦伸ばしして
尾骨~頭上まで意識すると
坐骨は中心に集められ、更に足先まで感覚がつながる。

この意識のままプリエすると、下に行こうとすると降りることはできないから
脚に流れを送る。
横に張られて体が落ちない状態でプリエができる。

体が落ちないプリエ
体が落ちることなく、張りのあるコントロールできたプリエができる。
ちなみにこの方は、来られてようやくひと月。
バレエなんてしたことのない方である。

皆さんに腰を意識して使うことを、いろいろやってもらうと
エシャッペ(脚を重ね合わせた5番ポジションプリエから両足を開いた2番のルルベに立つ)
をしても、体は安定している。
ピルエット(片足で回転する)も回ろうとする意識ではなく
腰、脇で方向変換する感覚でやってもらうと
無理なく安定して、立っている姿勢が長く保てた。

裏側を意識して、そこで持って行く。
たくさん回ることより確実にここの意識が出来る状態で
1/4、半回転、というようにした方が効果が高い。
偶然のラッキーでなく、確実に自分の感覚を育てる方が
得策だと私は思っている。

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Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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