背骨の伸び方による体の差

2016年2月28日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

背骨の伸び方による体の差

背骨を如何にしっかり伸ばすかどうか、
先端で方向付けするのでなく
源から（背中の裏側ーまぐろのおなかの後ろ側と考えて下さい）
　参照：お腹を膨らませて体幹の感覚をつかむ（まぐろのおなか）
上下に生えている方向に伸びがはっきり感じられる状態にできているかどうかで
可動域はもちろん、
できることのクオリティは変わってくる。

上の写真を見てみると
横にたくさん伸びようと思うあまり
首から横に曲げているので、背骨はそれに影響されて
充分に伸びることができないまま連れて行かれるので
首から肩はつまり、内脇も縮んでいる。
外脇は自分の感覚では、そこそこ伸びて感じられるので
この感じで満足してしまう人は多い。

下の写真では背骨が反ることなく
まず源の部分から裏側が上下にしっかり伸びて
肩甲骨の端っこがはっきり認識できる状態で
内脇が中心に寄せられ、外脇が大きく出て
腰椎、胸椎、頸椎と順番に、弧を描くように自然に伸びた。
　参照：肩甲骨、脇を意識してサイドストレッチ
　　　　肩甲骨はがしからの展開

肩も首もつまっていない。
何より無理なく楽に可動域が伸びる。