足首が固い人が陥りやすいこと

う～ん・・・
先日から気になることがありました。

これも体の繋がりですが
「足首が固い」
「足首を固く使っている」
人は、坐骨から土踏まずまで通そうとするとき
土踏まずをしっかり伸ばそうとして
股関節からのつながりより、土踏まずを伸ばすことに重きが行き
その結果、すねやふくらはぎを固めてしまいます。



上の写真は、土踏まずを伸ばすことに意識が行きすぎ
足首が縮んで、ふくらはぎもすねも固まっています。
これが通常の状態になっているので
「ふくらはぎは固くなるもの」と思い込んでいる人もいます。
下の写真と比べると、角張って、脚の形が不自然。

下は誘導して、引き込んだ股関節から
坐骨～膝を生えている方向に長く伸ばした結果
自然に折れた膝、更に流れを土踏まずまで送った脚。
足首の皺がなくなり、固さのない柔らかな状態になりました。

股関節がきっちり折れて、胴体と脚が分かれ
生えている方向に流れは送られますが、上から負担をかけません。


このように深く折り曲げても、腿も膝下もきつくありません。
この状態を作るためには、体幹部分に張りのあり
下腹を使えることが大切です。

動画はまだ出せませんがまぐろのおなか
を参照して、イメージしてみて下さい。
年内には動画を見てもらえると思います。

脚を無理なく柔らかく使おうと思えば、やはり全体の流れを考えなければなりません。
昨日のレッスンでは
「やっぱり、プリエがちゃんとできないと何もうまくいかないんですね」
と、しみじみおっしゃっていました。
まさにその通りです。