座っている人を楽に立たせる(後ろから)

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

座っている人を楽に立たせる(後ろから)



特に女性は、自分が踊るのにあまり必要ないんじゃないの?と思われるかもしれません。
でも、人の体を自分の体と一体にして考えると
自分の体をコントロールするだけで、負担が少なく、相手も楽。
体幹をコントロールして使うトレーニングになります。

リフトされる、誰かとコンタクトして踊る
格闘競技であれば、相手の体を感じて反応できる感覚を養えます。
日常生活でも重いものをもち上げる時、自分の体の使い方次第で楽。
特に介護する立場になると、自分の体の使い方を心得ているときつくないのです。

先日、親の介護をされて見送られた方が、
「肩甲骨から車椅子を押すと全く重く感じなかったです」と言われていました。

この動画のように人を後ろから起こす時
肩甲骨を回し下げ、自分の脇を引き込み、脇~肘が縮まない状態で
相手の体に添わせるように、体幹から自分が斜め後ろに下がるように立つと
重みを大きく感じることなく相手を起こすことができ
相手も痛かったり、きつかったりを感じることなく
気が付いたら立ち上がっていた!という状態になります。

持ち上げようとすると、いらない力を使い、腕にも腰にも脚にも力が入りますが
「重いものを持ち上げる」という感覚でなく
自分の体の一部と考えて、自分の体を楽に立たせる意識ですると
最小の力で起こすことが出来ます。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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