自然に連動する感覚

自然に連動する感覚

今日からいよいよ師走。
1年の速さに目を見張る思い。

先日、遠方からいらしてパーソナルを受けて下さった方と
レッスンした時に思ったこと。
ひとつの明確な体の感覚は、次々に連動していく。

ＷＳなどに参加いただいて、何度かご一緒しているので
この方の体の気になっているところを
いろんな角度から修正して行けるようにレッスンした。



初めは足指も動きにくかったが、土踏まずから促していくと
足指が反応して動くようになり
足裏でスッキリ重心をとらえるために
体幹からの流れが感じられるようになると


自然に土踏まずのアーチができ
ももやふくらはぎ、足首、指にいらない力も入らず
無理なくつながっていくことに
驚いておられた。

股関節を引き込んで、脚とお尻を分けると
股関節の引き込みーお尻と脚を分ける
アンディオールして（外に回す）横に上げた脚も
今までされていたよりも楽に高く上がっていった。



こんなふうにつま先を伸ばさない状態でしていただいたが
自然に土踏まずが出来ている。
つながりがあり、体が自然に無理なく動く状態ができているということだ。

東京でのＷＳを受けて頂いて半年近くぶりにお会いしたが
動画やコラムを見て頂いたりして、常に試行錯誤されてきた。
9割がご自分自身の努力で
残りの1割を手助けさせて頂いたと言うことなのだと思う。

受け身でなく、自分の体と向き合っていく習慣は
1日2日のことではない。
時間がかかることだが、時間をかけて向き合った分だけ
体は必ず、答えをつかんでいくものだ。

苦手だと言われたＹ字バランスで、ぐらつきもせず立たれた姿には
ゆとりが見えた。