股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
年末年始こそ日常生活で体感覚を育てる
レッスンの時だけ、特別な時だけに体を意識しているだけでは
なかなか体の感覚は育ってこない。
これから年末年始は通常の生活とはペースが違ってくるから
レッスンに行けなければ、体は変化しないか?と言うとそうでもない。
電車に乗ってても、テレビを見てても、お風呂に入っても、体の意識のシュミレーションはできる。
年末のお掃除のさなかにも指揮できるところはたくさんある。
網戸掃除をしゃがんでするなら、股関節の入れ込みができる。
坐骨~膝を長く使って座れば疲れにくい。
高いところの拭き掃除は、肩甲骨から脇を繰り出せる。
おせち料理は肩甲骨を回し下げて、肘を引っ張りながら楽にできる。
四六時中やるわけでなくても、細切れの時間の中でできる。
自分の体の中のことは、自分の思う時にできる。
会社で上司に叱られている時でも、体の意識は出来る訳である。
長座前屈、立位体前屈、体幹をどう伸ばすか
を座っている時にしてもらった。
体の流れを通し、中心を意識すること
更に抜けるように伸びていく感覚は、こうして座っていてもできる。
日常生活の中で、自分の感覚を探り確認していくと
自分が直接意識しているところ以外の感覚が無理なくつながっていくイメージが
自然にできてくる。
例えば股関節を引き込み、深く折り込むと背骨が伸びてくる。
肩甲骨、脇の連動がある。
頸椎につながり、頭上に抜ける。
腿の力が抜けて、足先までつながる感覚ができてくる。
ボディコントロール3回目
こんなふうに試行錯誤をしている方もある。
私がして下さればいいなあと思うことをそのまま実践されている。
自分のやってみたいと思うときは、文句なく集中できる時でもある。
人と一緒にレッスンする時よりも、じっくりイメージできる貴重な時間でもある。
年末年始は何にもできない!と嘆くのでなく
頭を切り替えて、自分の体を意識するチャンスだととらえていこう。