今の自分を否定せず自分の言葉にして
1日だけの東京でのプチワークショップ。
平日昼間にも関わらず
時間を作って来て下さった方たちと
3つのクラス分けでレッスンさせて頂きました。
今年は、プチワークショップを含めると
東京で5回のワークショップをさせていただきましたが
5回すべてにいらして下さった方も数人おられ
1回ずつを大切に毎日、ご自分の体を意識して
「つながる」体、流れのある体を作ろうと
試行錯誤して来て下さったことが伝わってきました。
昨年の今頃にはご縁のなかった方々と
数年来の知己のように親しくお話ししながら
自分で思うようにコントロールできる体を
一緒に考えていることは、考えてみればなんとも不思議で有難いことです。
体のあるべき骨の位置を考えつつ
いったん意識したはずの部分が動作の途上で抜けてしまわないためにはどうするか
動かせる状態には、どうしたらなるのか
この数週間、神戸でもしていることを
実際にやって頂いて
いろんなシュミレーションを行いました。
初めての方も
「こんなふうにできたのは初めて!」と喜んで下さいました。
また何度も来て下さっている方々は
小さくて繊細な感覚も、言葉だけでも感じ取れるようになってくださっていることを
とても嬉しく思いました。
大まかな荒いい動かし方でなく、繊細で小さな感覚は
自分であれこれイメージしてやってみて
ようやく自分の感覚になっていくものです。
丁寧に伝えれば、最初は大きな変化があっても
そこから先は
自分自身の工夫がなくては得られないもの。
数少ない機会を最大限に活かして下さっていることに感謝します。
求めて下さる方があって
それにこたえるためにどうすれば伝わるか
もっとシンプルにできることはないかと考えていくことが
全て私自身の実になっています。
なんと有難い1年を過ごさせて頂いたことかと
皆さんの笑顔を見ながら帰途につきました。