重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
股関節を入れ込み楽な体育座り
日常生活で不自由に感じるだけでなく
いろんな競技や踊りをされている人でも
体育座りや長座は苦手という方は非常に多いです。
体育座りはごく当たり前の動作に感じている方も少なくないと思いますが
いろんな要素が入っていて
上体を前に傾けたり、腰を丸くしたりすることなく
背骨を伸ばしてきれいに座れていると、
大抵のことをするための準備がほぼ整っている状態です。
「体育座り?そんなん普通にできるわ」と言われる方でも
きれいに座れている人はあまり見かけません。
腰が落ちたり、股関節が詰まった状態になっていたり
脚に力が入った状態だったり、不安定だったりすることが多いのです。
坐骨~膝を長く伸ばし、立てた膝を動画のように股関節の奥に向かって押してみると
押した方の股関節は反対側に比べて楽に感じます。
手前側だけ引き込んだもの。
折れる位置が変わり、折れている部分が広くなります。
手前側は楽そうで反対側は縮んだ感じです。
下腹が伸ばして、繰り返しすることで
初めはなかなか難しくても、徐々に感じられてきます。
動画の方も以前は腰が丸くなっていましたが
いろんな感覚を徐々に育てて、こういうことが無理なく出来るようになられています。
同じ方がこの6月にして下さったことを動画にしたもの
股関節を引き込んで楽な長座
の時の体の状態を比べてみると
少しずつ体の感覚を得て、自分自身で育てておられることが
地味だけれど確実に感じることが出来ます。
同じ体育座りが全く違う人のようです。
自分自身の意識と絶え間ない探究心は人を変化させます。