自分ができる段階での『最大』を通ること
自分自身の感覚をつかむ
昨日のワークショップのメンバーは、複数回以上レッスンを受けて下さっている方々。
1年以上いらしている方から、2回目、3回目の方まで様々な顔ぶれだが
ひとりひとりチェックしていくと
今までさんざんしつこく繰り返してきた坐骨~土踏まずの感覚を
全員が感じられるようになっていた。
下腿O脚だった脚が自分で修正できるようになっていたり
こちらが手を出して直さなくても、言葉に反応して自分で修正していかれる。
新幹線に乗り遅れて遅刻されながらも
遅れた分もきっちりお持ち帰りはさすが。
こちらも小さな促しだけで、1からこちらがしなくても自分でイメージをつかんでいかれる。
中心を感じながら微調整ができるようになっている。
この日2回目の方。
バレエ経験はないが、素直な反応で中心からのイメージの流れをつかまれている。
遠方から見えている方。
自分自身でできるように、何度も感覚を確かめられていた。
初めこそ感じにくいものも徐々にどなたも反応のされ方が変化されている。
アプローチを変えながら感覚を養うことを繰り返して、
自分一人ではできなかったこともひとつずつクリアされている。
パーソナルで集中するのもいいが
人の反応を見たり、同じことを人がどう使っているか
何人ものサンプルを見ながら、自分に落とし込んでいくことができるクラスレッスンも
和気藹々の中にもたくさんのヒントがある。
どんな形態のレッスンであれ
自分自身の感覚をつかんでいくレッスンは
行きつ戻りつしながらも、継続されていくことで
道しるべを刻み付けていく。