姿勢と「丁寧に扱う」意識は一生もの
マイナスの言葉は心と体と環境に影響大
体の感覚が少しずつ、それまでとは違う意識で動かせるようになり
それがごく普通の感覚になってくると
今までよりは良くなっているけれども、そこからの展開がうまく行かずに焦ったり
せっかくいい方に行っているのに、そこで留まっておこうとする人もいます。
『私、これはできないんです』
『難しい』
『私の場合はこうなるんです』
気持はわかります。
どんな人だって、スムーズに運ばないことに対しては認識しています。
自分はこれが苦手だなとか、どうもうまくいかないとか・・
でも大事なのはそこからじゃないかなと思うんです。
何年もにっちもさっちもいかなかったことが、戒めが取れたように
すーっと楽になると、それまでのがんじがらめ状態は過去のこと。
いったん楽になると、まだ自ら縛っている部分は前よりましでも重たく感じます。
自分の認識と体の行なうことが一致しているとは限らず、
思うようにいかない部分、繊細に働いてくれないところはまだまだあります。
根気よく行かないと仕方ないのですが
自分が認識していることから更にいい方向に進めて行こうとするとき
苦手だなと思う気持ちを
『だからどうするか』と考えていくか
『できない』 『難しい』 『私の場合は・・』
と、口に出してしまうとでは、全く変わってきます。
『できない』 『難しい』 『私の場合は・・』
はと思った時、その方向を切り替えなければずっとできないままです。
口に出すと、間違いなく、100パーセント、マイナスの方向に行きます。
うまくいかないことに『お墨付き』をだしてしまうんです。
自分も周りも「本人が出来ないと言ってるんだから仕方ないわね」
と、それ以上を求めなくなります。
1度や2度は親切に面倒を見てもらえますが、マイナス言葉を続けていくと
誰も何も言わなくなります。
言葉の力って大きいんです。
『マイナスの言葉を口に出さない』
と決めただけで、効果があります。
言葉にできないものの向きを変えようと思うからです。
『できない』 『難しい』 『私の場合は・・』を 『今はまだうまく行かない』 に。
それって言葉の上だけやん、と思われるかもしれませんが
心と体に与える影響は、方向が違うのです。
『今はまだうまく行かない』には
『でもこれからは・・』が続きます。
今うまく行かなくても、これからもやるのであれば
少しでもいい方向に向けた方が目的には近くなります。
世の中を見渡しても、すごい人ほど
マイナスの言葉は絶対に出しません。
心と体に与えるイメージ、意識次第で結果が全く違っていくことを
知っているからです。