股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
中心に帰る作業
常にまっすぐ、左右均等、どこも歪めず
体が自然に動ける位置をキープ!って・・
できたらいいが、そうはいかない。
いとも簡単に骨盤は歪み、肩は上がる。
ちょっとふざけて変な格好をしたら傷めてしまったり
踊りでも競技でも、中心を外れたり、オフバランスもある。
必ずしも体にいいことばかりできるわけではない。
歪んだ状態、おかしな動きが強烈に魅力的だったりすることもある。
表現には制約がない。
同じ側ばかり使うと反対側がバランス悪かったり
左右均等ですることばかりだと、レッスンみたいで面白くもない。
だから、中心に戻すことを知っていると知らないとでは雲泥の差がある。
歪んだ状態ですることをしても、中心に帰ることを常に繰り返すから
思い切ったことができる。
澄んだ水が常に湧き出ていれば
いったん色のついたものが混入しても、洗い流される。
常に自然な状態に帰ることを習慣にしていれば
怖さはない。
だから自分の中心を確かめる作業は大切だが、当たり前でもある。
その時の環境や体の調子などによっても
常に同じではない。
さあ、中心を確認する練習!とするのではなく
座ってようが、歩いていようが意識することはできる。
それぞれのレッスンなり練習での確認は
日常生活で常に繰り返す意識の延長にある。