股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
坐骨の意識はどんな感じ?
昨日のレッスンで
坐骨の感覚が今一つつかみにくいと言う人のために
タオルを使って説明してみたら、とても納得されたので
ここでも説明しておこうと思います。
これは前を向いて、開脚した時の股の底だと思って下さい。
平面なので上手く書けないところもありますが
お尻の方から中心に向かう緑の線のように
中心に集めるイメージです。
更に中心に集められたものは、骨の位置はそのままで
体幹の中に引き込む感覚があります。
そうして集めたものを坐骨から土踏まずの方向に送っています。
この股の底の上には胴体がこんなふうにあります。
青い線を引いていますが
これが上に上がってしまうと、胴体は短くなり
めくれあがって不安定になります。
この胴体(体幹部分)の意識については昨日のコラム
股関節と脚を分ける背骨の感覚
を参照してください。
更に開脚した時にこの感覚が活きてきます。
股関節を引き込んで無理のない開脚の意識付け